黒鉛を知ろう

黒鉛の分類

概要説明

黒鉛を知るために、まずは概要を説明いたします。

黒鉛を簡単に分類すると下の図のように分類されます。

天然黒鉛の分類【鱗状黒鉛、土状黒鉛、鱗状(塊状)黒鉛、鱗片状黒鉛、球状黒鉛、膨張黒鉛、膨張化黒鉛】人造黒鉛の分類【人造黒鉛、熱分解黒鉛、等方性黒鉛(CIP成形)、異方性黒鉛(押出し成形)】

「天然黒鉛」は外観と性状によって「鱗状黒鉛」と「土状黒鉛」に大きく分類されます。

・鱗片状黒鉛、鱗状黒鉛

 「鱗状黒鉛」はさらに外観が鱗状あるいは葉状で薄い「鱗片状黒鉛」と形状が塊状である「鱗状黒鉛」に分けることができます。

・球状黒鉛

 「球状黒鉛」は「鱗片状黒鉛」を球状化処理することで製造されます。

・膨張黒鉛、膨張化黒鉛

 「膨張黒鉛」は「鱗片状黒鉛」に酸をインターカレートすることで製造されます。

 「膨張化黒鉛」は「膨張黒鉛」を加工することで製造されます。

・土状黒鉛

 「土状黒鉛」は外観が土状または土塊状であり、鱗状黒鉛より結晶構造がおとります。


天然黒鉛の分類と外観

天然黒鉛は国際商品としての分類に、以下3種の名称が用いられています。

1.塊状黒鉛(Vein Graphite)  2.鱗片状黒鉛(Flake Graphite)  3.土状黒鉛(Amorphous Graphite

 

サイズや純度によって、平均2~3cmの塊状をなすランプ(lump)、 木切り屑のようなチップ(chip)及び粉状のダスト(dust)などがあります。

産地としては、スリランカが有名です。

黒鉛は母岩中に、まるでゴマ粒のように点在しています。

産地としては、中国、ブラジル、カナダ、ロシア、ジンバブエ、マダガスカル、ベトナムなど比較的多くの地域で産出されます。

堆積岩中の炭素などが熱変成作用によって黒鉛化されたものが多く、外観は土状、または土塊状をしています。

産地としては、中国、北朝鮮、韓国、メキシコ、トルコなどがあります。

MEMO

日本に輸入される天然黒鉛は、鱗状黒鉛系で中国産90%以上、土状黒鉛も中国産95%以上と、中国一辺倒となっています。 しかし、近年の需要拡大による黒鉛価格の上昇とともに、各国での鉱山開発、再稼働が活発になっており、少しずつではありますがリスクヘッジが始まっています。

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黒鉛